2011年12月3日土曜日
消える昔の建物
子供の頃都電でよく行った日本橋にあった和紙専門店"はいばら(榛原)"は、ビルに書かれた"はいばら"の文字が記憶に長い."ば"”が崩し字で"む"のように見え、”はいむら”と間違って覚えていたからだ.ビルは6階建てくらいで濃い茶色のビルだったはずだ.東急百貨店の永代通り向かい側にあって長いこと見ていなかった.最近になって、そのビルを撮影するつもりで行ってみた.付近をを見てみると、一帯は白い塗装鉄板で覆われビルは跡形も無くなっていた.一帯のいくつかのビルを壊し大きなビルでも建てるのであろう.今はその区画の隣のビルで間借りをして営業しているようだった.わずか遅かったようだった.新宿の厚生年金会館、銀座の尾張町ビルなども行ったときにはビルは消えていた.厚生年金会館はすでに2010年3月末を持って閉館されていたことを後で調べて知った.
東京駅丸ノ内口前もその敷地の形こそ変わっていないが、丸ビルなど、だたっ広く頑丈そうで何か落ち着きのあるビルは消え、華奢な忙しげな高層ビルに変わってしまった.昔見たことののある古い建物は早く見納めをしておくべきだろう.しかし可能ならできるだけ残して欲しいものである.
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